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新入社員の半数 海外に消極的
8月3日 4時13分
ことしの新入社員のうち、「将来、海外で働きたいとは思わない」と 考えている人は、2人に1人に上っているというアンケートがまとまりました。
この調査は、ことし6月に産業能率大学がインターネットで行い、こ とし就職した全国の新入社員400人から回答を得たものです。それによりますと、将来、海 外で働きたいかどうか尋ねたとこ ろ、「働きたいとは思わない」と答えた人は49%と、2人に1人に上りました。これは、3年前の前回調査より13%近く増 えて、10 年前の調査開始以来、最高でした。「海外で働きたくない」と答えた若者に、その理由を複数回答で尋ねたところ、「リスクが高いから」が 56%で 最も多く、次いで「自分の能力に自信がないから」が54%、「海外に魅力がないから」が44%で した。調査を行った産業能率大学では「企業のグローバル化 が進むなか、『巣ごもり』の意識が高い層が増えているのは心配だ。企業側 は、海外戦略の位置づけを明確にし、若い社員を短期間でも海外に派遣するなど、海 外勤務の魅力を伝えていくことも 重要だ」と指摘しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100803/t10013123681000.html
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