ソボクリントン像を設置

 

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旧ユーゴスラビアのコソボでは、10年前の空爆を主導し民族紛争に歯止めをかけた人物としてアメリカのクリントン元大統領の像を設置し、元大統領を招いて式典が開かれました。

アルバニア系の住民がおよそ90%を占めるコソボでは、アメリカのクリントン元大統領が、1999年に旧ユーゴスラビアへの空爆を主導し、セルビアによる虐殺や迫害を防いだとして、10年がたった今もアルバニア系住民の間では英雄視されています。コソボの首 都、プリシュティナでは1日、クリントン元大統領を招いてクリントン大通りと名付けられた道路に設置した元大統領の像の除幕式を行い、高さ3メートルの金色の像がお目見えすると集まった数千の市民からは大きな歓声が上がりました。このあと、あいさつに立ったクリントン元大統領は「これほど大きな自分の像がどこかに建てられるとは想像もしませんでした。妻に話したところ、ほんとうかどうか確認するので必ず写真を撮るようにと言われました」と述べ、会場を沸かせていました。コソボは、去年2月、セルビアからの独立を一方的に宣言し、EUへの加盟を目標に国づくりを進めていますが、セルビア側は独立を認めない姿勢を崩しておらず、民族間の対立は今も続いています。

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