日本語勉強会

大使館火炎瓶事件 男に逮捕状

1月10日 22時40分   

今月８日、韓国・ソウルにある日本大使館に火炎瓶が投げつけられた事件で、韓国の警察は１０日、祖母がいわゆる従軍慰安婦だったと主張する中国人の男の逮捕状を取りました。  

この事件は今月８日、ソウルにある日本大使館に向けて４本の火炎瓶が投げつけられ、このうち２本が大使館の敷地内に落ちたもので、けが人などはありませんでした。韓国の警察は、その場で取り押さえた３７歳の中国人の男から事情を聞いて調べてきましたが、１０日、火炎瓶の使用に関する法律に違反した疑いでこの男の逮捕状を取りました。調べに対して、中国人の男は「祖母がいわゆる従軍慰安婦で、日本に恨みがあった」などと供述しているということです。また、先月２６日に、東京千代田区の靖国神社で境内の門の一部が放火された事件についても「自分がやった」と話し、「放火事件のあと本国に戻れば、中国の捜査当局に逮捕されると思い、韓国に入国した」と供述しているということです。韓国には日本人の女性と一緒に来たことが分かっており、韓国の警察は男の犯行の動機を詳しく調べるとともに、日本人の女性が事件に関与していないかどうかなどについても捜査することにしています。 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120110/k10015174181000.html