9月の平均気温 110年余で最も高く

 

10月2日 4時27分

厳しい残暑になった先月、全国の主な地点の平均気温は平年を2度近く上回り、気象庁が統計を取り始めた明治31年以降、この110年余りで最も高くなりました。
気象庁は、「太平洋高気圧の勢力が強く、北日本で記録的に気温が高くなって、全国の平均気温を押し上げた」と分析しています。

気象庁は、気候の長期的な変化を調べるため、北海道網走市や千葉県銚子市など、都市化の影響の少ない全国17の観測点を使って、明治31年以降の平均気温の変化を分析しています。
その結果、先月の平均気温は平年を1度9分上回り、明治31年に統計を取り始めてからこの110年余りで最も高くなったことがわかりました。
地域別の平均気温は、北日本で平年を3度7分上回り、統計を取り始めた昭和21年以降最も高くなったほか、東日本でも1度9分、西日本で0度5分、平年を上回りました。
また、各地の平均気温は、盛岡市で平年を4度5分上回り、札幌市で4度3分、それに東京の都心で2度4分上回るなど、全国51の観測地点で統計を取り始めてから最も高くなりました。
気象庁は、「太平洋高気圧の勢力が強く、北日本で記録的に気温が高くなって、全国の平均気温を押し上げた」と分析しています。
気象庁によりますと、太平洋高気圧の勢力が弱まるため、北日本や東日本も来週半ばごろには、寒気の影響を受けて秋らしくなるということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121002/k10015443031000.html

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