追突事故防ぐ技術 新型車に導入相次ぐ

 

10月15日 5時51分

自動車メーカーの間では、死者やけが人が出た交通事故の3分の1を占める「追突事故」を減らすための技術を新型車に採用する動きが広がっています。

警察庁の関連団体、「交通事故総合分析センター」によりますと、去年、全国で発生した死者やけが人が出た交通事故のうち、追突事故は33%を占めて最も多くなっています。
このため自動車メーカーでは、追突を防ぐ技術を新型車に採用する動きを強めています。
このうち「マツダ」の追突防止技術は、赤外線のレーダーを発信して前の車との距離を測り、走行中に追突の危険が迫ると自動的にブレーキがかかる仕組みで、すでに一部の車種で採用し、今後、対象の車種を広げる方針です。
また、この分野で先行する「富士重工業」の技術は、小型のカメラで前の車を認識し、追突の危険があるとブレーキがかかるというもので、年内にすべての車種に搭載する計画です。
このほか、ドイツの「フォルクスワーゲン」や「三菱自動車工業」も相次いで追突防止の技術を新型車に取り入れており、安全技術を競う動きが広がっています。
「マツダ」の内藤久佳車両システム開発部長は「各社が競い合うことで価格も下がり、事故の減少につながるよう期待している」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121015/k10015737821000.html

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