米建築界最高賞に日本人2人      

3月29日 12時16分

建築界のノーベル賞ともいわれるアメリカのプリツカー賞に、妹島和世氏と西沢立衛氏の2人の日本人建築家が選ばれました。プリツカー賞は建築学の分 野で世界で最も権威があり、建築界のノーベル賞ともいわれています。

ことしのプリツカー賞についてアメリカの審査委員会は28日、妹島和世氏と西沢立衛氏の2人の日本人建築家に贈ると発表しました。妹島氏は茨城県出身の53歳、西沢氏は神奈川県出身の44歳で、2人は15年前に共同で設計事務所を設立し、3年前にニューヨークのマンハッタン南部に完成した現代アートを展示する7階建ての美術館の設計を手がけたほか、日本国内では、石川県金沢市の「金沢21世紀美術館」などを設 計しました。日本人がプリツカー賞を受賞するのは、1995年の安藤忠雄氏以来15年ぶり、4回目で、受賞理由について審査委員会は「2人の作品は、力強さと美しさを兼ね備えており、建築の本質を追求している」と評価しています。これについて妹島氏は「建築の新しい分野を切り開こうと考えて活動しました。この賞をきっかけに、さらに努力を重ねていきます」また、西沢氏は「今回の受賞は今後の作品をつくるうえで活力になります」と、それぞれコメントしています。

 

http://www3.nhk.or.jp/news/t10013490611000.html#

arrow
arrow
    全站熱搜

    studyjapanese 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()