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そううつ病 患者が全国組織

6月5日 18時32分

気分が落ち込んだ状態と非常に高ぶってしまう状態を繰り返す、いわゆる「そううつ病」の患者の全国組織が発足し、5日、東京で設立の会が開かれました。

「そううつ病」は、正式には「双極性障害」と呼ばれ、気分が落ち込む時期と、逆に非常に高ぶって激しい言動が出る時期を繰り返す病気で、およそ100人に1人がなるといわれています。しかし、気分が落ち込む症状が「うつ病」とよく似ており、誤った治療を受けて悪化してしまうことなどがあるということで、患者の全国組織を作り、情報交換などを進めることになったものです。5日は東京で設立の会が開かれ、 全国から患者やその家族などおよそ270人が参加しました。この中で患者の42歳の女性は、7年もの間、うつ病として治療を受けたということで、「気分が高ぶっているときに余分なお金を使ったり、人間関係を壊したりした。もっと早くそううつ病だと診断を受けたかった」と話し、適切な診断と治療の必要性を訴えました。また、みずからも治療を続ける芥川賞作家の絲山秋子さんは、「体調と時間をうまく管理することで、仕事にも取り組んでいける」と述べ、自分が普段と違う行動をとっていないか、チェックリストを作って活用していることを紹介しました。団体では今後、患者や家族どうしの交流や、そううつ病への理解を 呼びかける活動などを行うことにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100605/k10014924611000.html 

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