ドバイ 新空港が部分的に開業   

6月28日 8時50分

中東・アラブ首長国連邦のドバイで、「世界最大の空港」を目指して建設されている新空港が部分的に開業し、ドバイは、中東地域の航空の拠点、ハブとしていっそうの成長を目指す方針です。

部分開業したのは、日本円でおよそ3兆円をかけたプロジェクトの一部の「マクトゥーム国際空港」で、27日、貨物機が乗り入れを開始しました。新空港は5本の滑走路と4棟の旅客ターミナルを整備する計画で、来年の3月からは旅客機の乗り入れも始まります。現在のドバイ国際空港は、年間の利用客がおよそ 4000万人で、国際線の空港としては世界第6位の規模ですが、「マクトゥーム国際空港」は1億6000万人の利用客を見込んでおり、ドバイの当局者は 「世界最大の空港」を目指すと意気込んでいます。ドバイでは世界的な金融危機以降、多くの政府系企業が債務の問題を抱えていますが、航空業界は例外的に成 長を続け、とりわけ政府系航空会社の「エミレーツ航空」は、ことし3月に成田に就航するなど路線を拡大しているほか、大型旅客機を相次いで購入していま す。ドバイは、アジア、ヨーロッパそれにアフリカを結ぶ航空の拠点、ハブとしての機能を強化することで、経済の底上げを図っていく方針です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100628/t10015392381000.html

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