“謝罪と賠償 応じるつもりない”     

9月26日 13時11分   

菅総理大臣は、東京都内で記者団に対し、尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船の衝突事件に関連して、中国が、日本に謝罪と賠償を求める声明を発表したことについて、「尖閣列島は、わが国固有の領土であり、謝罪や賠償は考えられず、まったく応じるつもりはない」と述べました。

沖縄県の尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件で、逮捕された中国人船長が帰国したことを受け、中国外務省は25日、日本に謝罪と賠償を求める声明を発表しました。これについて、菅総理大臣は、視察に訪れた東京都青梅市で記者団に対し、「尖閣列島は、わが国固有の領土であり、謝罪や賠償は考えられず、まったく応じるつもりはない」と述べました。そのうえで菅総理大臣は、今後の日中関係について、「双方とも、まずは冷静になって、戦略的互恵関係を深めるべきだ。私は、温家宝首相や胡錦涛国家主席とも話をして、中国側も戦略的互恵関係を深めるという点では、今も姿勢を変えないということを言われている。双方冷静に、大局的な観点に立って行動することが必要だ」と述べました。さらに菅総理大臣は、逮捕した船長を処分保留のまま 釈放したことについて、「検察庁が法に基づいて対応し、検察当局が事件の性質を総合的に考えたうえで、国内法に基づいて粛々と判断を行った結果だ」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100926/k10014203391000.html 

arrow
arrow
    全站熱搜

    studyjapanese 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()