7月10日 5時52分
大手電機メーカーの富士通は、アメリカのマイクロソフトとの間でインターネットを通じて企業などからデータを預かる「クラウドコンピューティング」の分野で提携することで基本合意し、海外での事業を強化することになりました。
クラウドコンピューティングは、電機メーカーなどがインターネットを通じて企業などからのデータをデータセンターに預かり、様々なソフトやサービスを提供す るものです。この事業で富士通は、マイクロソフトとの間で共同で技術開発したり、群馬県館林市にある富士通のデータセンターを使って、国内や海外の企業向けにデータを預かる事業を共同で展開したりすることで基本合意し、来週にも正式に発表することになりました。クラウド事業をめぐっては、企業などがデータ を保存するための自前の大型コンピューターを持つ必要がないことからコストの削減につながるとして、企業の間で導入の動きが広がっています。この分野では、インターネット検索最大手のグーグルなど欧米の企業が先行していますが、富士通は今回のマイクロソフトとの提携によって海外での事業を強化したいとし ています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100710/k10015652431000.html
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