日本語勉強会

日中ロ調印 ロシアに工場建設 

11月13日 23時24分

日本の三菱重工業と大手商社の双日が、中国の建設会社とともにロシアで大規模な肥料工場を建設することになり、ＡＰＥＣ首脳会議で来日中のロシアのメドベージェフ大統領の立会いのもとで、３つの国の企業によるプロジェクトの調印式が行なわれました。

このプロジェクトは、ロシア中部のタタルスタン共和国にロシアで最大規模の化学肥料工場を建設する もので、三菱重工と大手商社の双日が、中国大手の建設会社とともに建設し、５年後に生産を始める計画だということです。プロジェクトの総額は１０億ドル （日本円にして８００億円余り）の大型事業です。１３日の調印式には、ＡＰＥＣ首脳会議に出席するために来日中のメドベージェフ大統領も立ち会い、日本と 中国、それにロシアの３つの国の企業の代表が握手を交わして契約の調印を祝いました。日本は尖閣諸島の問題をめぐって中国と、北方領土問題でロシアとぎく しゃくした関係が続いていますが、１３日の調印式は、経済面では３つの国の協力関係が進んでいることを示す形になりました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101113/k10015226511000.html