上海 スピーチで日本にエール

5月19日 0時4分

中国・上海で、日本語を学ぶ中国人の大学生によるスピーチコンテストが行われ、出場した学生からは、東日本大震災で大きな被害を受けた日本にエールを送る内容のスピーチが相次ぎました。

このコンテストは上海交通大学が毎年開いているもので、応募のあった日本語学部の学生ら200人の中から、予選を勝ち抜いた16人が日本語で3分間のスピーチを行いました。このうち、東日本大震災に触れた女子学生は、中国の一部の若者が、災害の映像をパニック映画と同じように感じていることに疑問を投げかけ、「会ったことのない人の痛みや悲しみを感じるのは、難しいことですが、そうした人の存在はフィクションではないのです」と訴えました。また、別の女子学生は、1976年に河北省で発生し、24万人以上が亡くなった唐山地震を引き合いにして、「市民が諦めずに再建の道を選んだからこそ、今の繁栄がある」と述べて、震災の復興にあたって希望を持つことが大切だと訴えました。コンテストの合間には、学生たちから集められた義援金の目録が上海の日本総領事館の担当者に手渡され、学生や教員からは、日本が震災のショックから立ち直り、いち早く復旧・復興を遂げるよう願う声が聞かれました。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110519/k10015975471000.html

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