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男女格差“日本98位”でシンポ

  

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国際的な調査で経済や政治における日本の男女格差が、国際的な調査で98位と、極めて大きかったことを受け、28日、調査にあたった研究者などがシンポジウムを開き、「日本も格差をなくすことで国際的な競争力を伸ばせる」と訴えました。 

シンポジウムには、企業の人事担当者などおよそ200人が出席しました。日本は、世界的な企業で作る「世界経済フォーラム」の調査で、経済や政治における男女格差が135か国中98位となり、先進国では格差が極めて大きいことを指摘されています。調査にあたった女性研究者は「格差が小さい国は国際競争力が高くなっている。しかし、日本は調査が始まった5年前から、格差がほとんど改善されてない」と報告しました。参加した企業経営者などからは、「女性など、これまでと違う視点を持つ人と意見をぶつけることで、企業でも新しい取り組みが生まれてくる」といった意見や、「女性の購買力が市場を決めているケースもある。さまざまな部門に女性の力が必要だが、企業の態勢が追いついていない」といった指摘が出ていました。調査を行った世界経済フォーラムのサーディア・ザヒディさんは「格差があるということは、有能な人材を有効に使っていないと言うことだ。日本も女性の人材をもっと活用すれば国際的な競争力を伸ばせる」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111128/k10014254791000.html

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