岩手・大槌町 献花台で祈り続く
  

3月12日 12時12分 

東日本大震災から11日で1年がたちましたが、大きな被害を受けた岩手県大槌町では、町が設けた献花台に12日も多くの人が訪れ、追悼の祈りが続いています。

大槌町では、震災で803人が死亡し、今も479人の行方が分かっていません。
11日に町の慰霊祭が行われた、高台にある運動公園の特設テントには、出席できなかった遺族や町民のために引き続き献花台が設けられ、朝から多くの人が訪れています。
訪れた人たちは、献花台に白い花を手向け、静かに手を合わせていました。
震災で友人を失ったという63歳の男性は「震災から1年がたち、これで区切りにしようと足を運びました。しかし、亡くなった友人のことを思うと、今も気持ちの整理はつきません」と話していました。
また、43歳の男性は「復興といっても、がれきが撤去されただけで、まだまだ手つかずです。亡くなった人たちの分まで自分たちが精いっぱい生きていきたい」と話していました。
献花台は午後4時まで設けられ、12日も追悼の祈りが続きます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120312/t10013652131000.html

arrow
arrow
    全站熱搜

    studyjapanese 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()