ウナギ保護考える国際シンポ

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獲量が減少しているウナギの保護   の在り方を検討する国際シンポジウムが東京で開かれ、東アジア各国や地域が協力して生態調査や漁獲規制を行うべきだとする提言をまとめました。 

この国際シンポジウムは、ウナギの研究者や全国の養殖業者、それにウナギ料理店で作る団体が韓国と台湾の研究者などを招いて開きました。

この中で、韓国の研究者は、日本と同じようにウナギの養殖に使う稚魚のシラスウナギが減っているとして、背景には河口ぜきの建設で遡上(そじょう)が妨げられるなど生息環境の悪化が挙げられると報告しました。

そして、ウナギの保護のためには国際機関を作って資源の管理を進めるべきだと提案しました。

また、台湾の研究者は、捕獲されたシラスウナギが日本をはじめとした外国に養殖用として密輸出されているとして規制が必要だと訴えていました。

シンポジウムでは、東アジア各国や地域が協力してウナギの生態調査や漁獲規制を行うべきだとする提言をまとめ、それぞれの水産当局に提出することになりました。

会議を開いた「東アジア鰻(うなぎ)資源協議会」の会長で東京大学の塚本勝巳教授は「ウナギは東アジアの共有の資源だが、このままでは絶滅の心配もある。地域全体で協力してウナギの資源管理をすることが必要だ」と話しました。 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120319/k10013833421000.html

 

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