放鳥トキ 3組目の抱卵を確認

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新潟県佐渡市で、野生復帰を目指して自然に放されたトキのうち、新たに1組のつがいが巣の中で交代で卵を温める「抱卵」と呼ばれる行動を取っていることが確認されました。

これで、現在「抱卵」を行っているつがいは3組になります。

 

「抱卵」が確認されたのは、いずれも4年前の最初の放鳥で自然に放されたトキのうち、6歳のオスと7歳のメスのつがいです。

環境省によりますと、このつがいは今月22日に巣を作っているのが分かり、26日朝7時半すぎに、オスが巣に座り込んでいる姿が確認されたということです。

つがいは、去年の春の繁殖期にも3回、産卵しているということです。

また、これまでに「抱卵」が確認されているほかの2組のつがいは、26日も「抱卵」を続けていて、このうち1組については、巣の近くに設置した小型カメラの映像から、巣の中に卵が3つあることが分かりました。

環境省の長田啓首席自然保護官は、「ようやく去年産卵したつがいの『抱卵』が確認された。去年巣を作ったつがいがほかにも6組いるので、これらについても営巣や『抱卵』を期待したい」と話していました。

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120326/t10013985551000.html

 

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