「にやける」 70%超が誤って使用

 

9月23日 4時0分

「にやける」ということばを「なよなよとしている」という本来の意味とは違い「薄笑いを浮かべている」と誤って使っている人が70%を超えていることが、文化庁の調査で分かりました。

調査は、文化庁が日本人の国語に関する意識を調べるため、ことし2月から3月にかけて全国の16歳以上の男女およそ3500人を対象に行い、ほぼ60%に当たる2000人余りから回答を得ました。
この中で、日常生活でよく使うことばをどういう意味で使っているかを聞いたところ、▽「にやける」を「なよなよとしている」という本来の意味で使っている人は14.7%にとどまり、「薄笑いを浮かべている」と誤って使っている人が76.5%に上りました。
また、▽「割愛する」を「惜しいと思うものを手放す」という本来の意味で使っている人は17.6%で、「不必要なものを切り捨てる」と誤って使っている人が65.1%だったほか、▽「失笑する」については、「こらえ切れず吹き出して笑う」と本来の意味で理解していた人は27.7%、「笑いも出ないくらいあきれる」と誤って理解していた人は60.4%でした。
これについて文化庁は「意味を取り違えることで世代間のコミュニケーションに支障が生じる場合もある。共通の理解が必要だ」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120923/k10015214921000.html

arrow
arrow
    全站熱搜

    studyjapanese 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()