公園で展示のSL 40年ぶり復活へ

 

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 震災の復興につなげようと、盛岡市の公園に展示されていた蒸気機関車が40年ぶりに復活することになり、10日から、さいたま市にあるJRの車両センターで本格的な復元作業が始まりました。

復活するのは、昭和15年に製造され東北地方で活躍した後、昭和47年に廃車になった蒸気機関車の「C58 239号機」です。

盛岡市の公園に40年にわたって展示されていましたが、東日本大震災の被災地の復興につなげようと、JR東日本が復元して走らせることにしたもので、10日、さいたま市大宮区のJR東日本の車両センターで着工式典が開かれました。

式典では、JR東日本大宮総合車両センターの松田明所長が、「蒸気機関車を復元し、観光面で復興を支援することで地域の活性化につなげたい」とあいさつしました。

そして、作業員の代表らが車両の前面のナンバープレートを工具を使って外し、関係者から拍手や歓声が上がりました。

C58は、今後、細かく分解され、古い部品を新しいものに交換されるほか、心臓部であるボイラーを大阪の専門の会社に運んで、蒸気の強い圧力などに耐えられるよう整備するということです。

そして早ければ来年12月にも完成し、JR釜石線を中心にイベント列車として運行するということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121210/k10014096311000.html

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