アホウドリ繁殖地 土砂が流入       221128

  

絶滅の危機にある国の特別天然記念物アホウドリが生息する伊豆諸島の鳥島で、最大規模の繁殖地に雨で土砂が流れ込み、ことし生まれたばかりのヒナが死ぬ被害が出ていたことがわかりました。さらに被害が拡大するおそれがあることから、環境省などで対応策を検討しています。

アホウドリは、伊豆諸島の鳥島と尖閣諸島にあわせて2000羽程度しか生息していません。このうち鳥島にあ る最大の繁殖地で、今月13日、大雨で土砂が幅50メートル、長さ20メートルにわたって流れ込み、アホウドリの巣を覆っているのを、研究者が見つけまし た。土砂の中には、ことし誕生したばかりのヒナおよそ10羽が埋まり、このうち2羽が助け出されましたが、それ以外は死んだり土砂に埋まったままになった りしています。このままでは被害が拡大し、アホウドリの生息数がさらに減るおそれがあるため、環境省などでは、周辺に溝をつくる工事などの対応策を検討し ています。この繁殖地では、以前から土砂の流入などのおそれがあると指摘されており、別の島にヒナの一部を移して新たな繁殖地を作る試みも始められていま した。環境省野生生物課の塚本瑞天課長は「繁殖期が終わる6月ごろには土砂の流入を止める対策をとることにしているが、規模が大きいうえ無人島なので作業 を進めるのは容易ではない」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/k10015745641000.html
 

補充:

今は繁殖時期ですからなかなか手はつけられないんですけれども、繁殖が終わった時点で、土砂を撤去するとか、そういう根本的な対策をしなければならないと思っています。

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