原発事故2年で大規模抗議活動

 

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東京電力福島第一原子力発電所の事故から、11日で2年がたつのを前に、市民グループが都内で大規模な抗議活動を行い、「原発はいらない」などと訴えました。

この活動を主催したのは、毎週金曜日、総理大臣官邸前や国会の周辺などで原発を巡る抗議活動を続けている「首都圏反原発連合」です。

まず、東京・千代田区の日比谷公園で集会が開かれ、その後、参加者たちは霞が関周辺をデモ行進して「原発はいらない」などと訴えました。

さらに国会議事堂の近くで、グループの代表者が菅元総理大臣たちと面会し、原発の再稼働に反対するとともに、すべての原発の廃炉を求める意志を伝えました。

初めて活動に参加した子ども連れの29歳の主婦は「声を上げることが大切だと思って参加しました。子どものことを考えると、原発には反対です」と話していました。

主催したグループによりますと、総理大臣官邸前などで毎週金曜日に行われている活動は、去年夏ごろをピークに参加者数が減っていますが、その一方で、同じような活動は各地に広がりを見せているということです。

このグループのミサオ・レッドウルフさんは、「去年夏に参加者が増えたのは、原発事故が収束しないなかで再稼働が行われ、みんなの怒りが大きくなった結果で、特異な現象だと捉えている。その一方で、デモや抗議は地方にも広がっていて、反原発を主張している人の数自体は減っていないと思う」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130310/k10013096151000.html

 

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