日中の高校生 日本語弁論大会

3月7日 20時4分 

日本と中国の若い世代の相互理解を促進しようと、日本の高校生16人が北京を訪れ、中国の高校生とともに日本語の弁論大会を開いて交流を深めました。

この事業は、日本とアジア諸国の高校生の交流を深めるために文化庁が行っているもので、ことしは、弁論の全 国大会に出場した高校生16人が、日本語教育で知られる北京の月壇高校を訪れました。日中の高校生たちはゲームをしたり日本のヒット曲を歌ったりしながら 緊張を解き、小グループに分かれて意見交換をしながら、スピーチの原稿を書き上げました。そして7日、日本語の弁論大会を開き、学校生活や将来の夢、それ に初めて訪れた北京の印象などについて、自分の考えを3分間にまとめて発表しました。この中で、長崎県の高校生は「中国の人はかたくなで口数が少なく、暗 いというイメージを持っていましたが、ただの偏見にすぎなかったことを気づかされました」とスピーチしました。また、中国の高校生は「中国の高校では絶対 に禁止されるはずの恋愛についての話題を、日本の高校生たちが取り上げたことがいちばん印象に残りました」などと述べました。日本と中国の間では経済の関 係が緊密化する一方、相手の国に対するイメージを改善することが大きな課題となっているため、両国は青少年の交流に力を入れており、今後、こうした交流事 業は一段と活発になりそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/k10013044223000.html#

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