ロシア 極東に宇宙基地建設へ         

8月29日 5時28分

ロシアのプーチン首相は、宇宙開発の新たな拠点として極東のアムール州に建設する打ち上げ基地から、8年後の2018年にも有人の宇宙船を打ち上げる計画を明らかにしました。

ロシアは、有人宇宙船や人工衛星の打ち上げなどを行う新たな宇宙開発の拠点として、極東のアムール州に「ボストーチヌイ宇宙基地」の建設を計画しています。プーチン首相は、28日、建設予定地を視察し、「ロシアにとって最も野心的で大規模なプロジェクトのひとつだ」とその意義を強調しました。プーチン首相は、さらに、▽今後8年をかけてロケットの発射台や出発前の宇宙飛行士が滞在する施設など基地の建設を進め、▽早ければ2018年にもここから有人宇宙船を打ち上げる計画を明らかにしました。新しい基地では、外国のものも含めたさまざまな衛星の打ち上げも行うほか、将来的には月や火星に向かう宇宙船の打ち上げも行う計画だということです。ロシア国内には、現在、有人の宇宙船を打ち上げるための基地がなく、国際宇宙ステーションに向かうソユーズ宇宙船は隣国カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げており、ロシアは毎年カザフスタンに多額の基地使用料を支払っています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100829/k10013635301000.html 

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