ノーベル賞の両氏 思いを語る  

12月12日 18時42分 

ノーベル化学賞を受賞した鈴木章さんと根岸英一さんは、ストックホルムでNHKの単独インタビューに応じ、改めて受賞の重みを感じたことや、若い人たちに科学の大切さを伝えたいことなど、さまざまな思いを語りました。

ノーベル賞の授賞式や晩さん会といった公式行事を終えた鈴木章さんと根岸英一さんは、スウェーデンのストックホルムの滞在先のホテルで、それぞれNHKの単独インタビューに応じました。まず鈴木さんは、手にしたばかりだという金色のメダルと、アルファベットで「Akira Suzuki」と書かれた賞状を披露しました。そのうえで鈴木さんは「いろいろな賞があるけれど、ノーベル賞は世界一で特別だと改めて重みを感じた」と話しました。また今後について「若い人たちを教育の面から元気づけたい。科学がいかに大切かを伝えていきたい」と熱く語りました。一方根岸さんは、ノーベル 賞の公式行事が続いた日々を振り返り、「忙しい1週間だったが、とても充実していた」と満足げに話しました。また晩さん会でのビクトリア王女との写真が1 面を飾った地元紙を手にしながら「こんなことが起きていいのか。でも、プリンセスはすばらしいが、私はいまひとつ」と語り、驚きつつも写真写りに不満げな 様子でした。さらに今後について根岸さんは「今まで学問の真理を追究してきたが、これからはもっと広く科学を代表する形でリーダーとしての責任を持たされるので、正しいことを発言していきたい」と語りました。鈴木さんは現地時間の12日夕方、根岸さんは14日に、日本に向かって出発することになっていま す。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101212/k10015798791000.html 

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