夏山の遭難530件 過去最悪    

9月12日 11時24分    

ことしの夏、全国で発生した山岳遭難はこれまでで最も多い530件で、死亡した人や行方不明になった人は77人に上りました。

警察庁によりますと、7月と8月に全国で起きた山岳遭難は去年の同じ時期に比べて121件多い530件で、これまでで最も多くなりました。また、死亡した人や行方不明になった人は去年より12人増えて77人に上り、過去2番目に多くなっています。先月15日には北海道の日高山脈で登山中にビバークしていた大学生3人が増水した川に流されて死亡したほか、先月2日には同じ日高山脈のヌカビラ岳で登山ツアーの中高年の男女8人が悪天候で一時遭難し、救助されています。遭難した理由では、「転落」や「滑落」が29%と最も多く、次いで、「疲労」や「病気」が24%、「道に迷った」が19%などとなっています。また、死者・行方不明者のうち40歳以上の中高年が70人と、91%を占めています。警察庁は、秋の登山シーズンを迎えることから、余裕をもった計画を立てて登山に臨んでほしいと呼びかけています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100912/k10013935811000.html  

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