日本語勉強会

復興願い ひ まわりの種をまく                 

 5月29日 15時59分  

宮城県気仙沼市では、被災した住民やボランティアの人たちが、復 興を願って、全国から寄せられた１万粒を超えるひまわりの種をまきました。

種まきは、被災した気仙沼市の人たちにひまわりの花を見て 元気になってもらおうと、宮城県南三陸町のボランティア団体などが行いました。気仙沼市の中心部に近い国道４５号線沿いの花壇には、被 災した住民やボランティアの人など５０人余りが集まり、全国から寄せられたひまわりの種およそ１万２０００粒が市に贈られました。集 まった人たちは、市の担当者からまき方について説明を受けたあと、復興を願いながら、ひまわりの種を一つ一つ土に埋めてい きました。まかれたひまわりの種は８月ごろ開花する予定で、それまでの間、臨時に雇用された被災者が花壇を管理す るというこ とです。企画した三陸ひまわりの会の及川博之会長は、「花を見て『これから頑張るぞ』と、早い復興へ向けて誓いを新たにしていただき たい」と話していました。