バレンタイン商戦 支援商品も
2月11日 14時4分
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今月14日のバレンタインデーを前に、各地のデパートではチョコレートを買い求める客で混雑し、ことしは売り上げの一部が震災の被災地の支援活動に寄付される商品などへの関心が高まっています。
バレンタインデー前の最後の週末となる11日、各地のデパートには大勢の女性客が訪れ、このうち東京・日本橋のデパートでも、午前中から特設売り場に多くの人が集まりました。
震災のあと、初めてのバレンタインデーでは、いわゆる絆志向を背景に、日頃の感謝の気持ちを伝える機会として、家族や友人など例年より多くの人にチョコレートを渡すという人も見られました。
また、売り上げの一部が被災地の支援活動に寄付されるものや、チョコレートの原料、カカオの生産地のアフリカの子どもたちに給食代1食分に当たる20円が寄付されるものなどチャリティー商品への関心も高いということで、すでに売り切れとなったものもありました。
チョコレートを買いに来た女性は「いつもは彼氏だけに贈っていましたが、震災もあったので、離れて暮らしている父親にもチョコレートを送って『気にしている』ことを伝えたいと思います」と話していました。
高島屋東京店の及川智子部長は「震災をきっかけに、チョコレートの購入を通じて、支援を必要とする人たちの役に立ちたいと考えるお客さんも多くなっています」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120211/k10015951541000.html