東京の小学生 沖縄の歴史学ぶ

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沖縄が日本に復帰してから40年になる15日、東京・世田谷区の小学校で、子どもたちが沖縄が歩んできた歴史を学びました。

東京・世田谷区にある私立和光小学校は、6年生の総合学習に「沖縄」を取り上げています。

15日の授業は、40年を迎える沖縄の日本への復帰がテーマです。

担当の先生は、昭和34年、アメリカ軍の戦闘機が沖縄の小学校に墜落した事故の写真を使い、沖縄が戦後27年間、アメリカ軍の統治下に置かれ、軍による事件や事故に巻き込まれてきた歴史を子どもたちに説明しました。

そして、復帰の4年後に建てられた石碑に「沖縄の復帰は実現したが、県民の平和への願いは叶えられなかった」という文字が刻まれていることを取り上げ、沖縄では復帰後も、基地を巡る問題が解決していない現実を伝えました。

子どもたちからは「基地はなぜ、都心にないのに、沖縄にはあるのか」などといった意見が出されていました。

児童の1人は「沖縄がアメリカに支配されていたのが写真で分かり、印象に残りました。これからもっと沖縄の歴史を学んでいきたいです」と話していました。

担当の藤田康郎先生は「同じ日本でありながら、あまり知られていない重要な歴史が沖縄にあることを子どもたちに知ってもらい、沖縄の思いに気づける想像力を身につけてほしい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120515/k10015126901000.html

 

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