火星に生命の痕跡は 探査機来月着陸へ

 
7月17日 6時49分

火星にかつて生命が存在した可能性を探ろうと、NASA=アメリカ航空宇宙局は、過去最大の火星探査機「キュリオシティー」を日本時間の来月6日、火星に着陸させると発表しました。

これは、NASAが16日、記者会見して明らかにしました。
それによりますと、NASAは去年11月に打ち上げた火星探査機「キュリオシティー」を日本時間の来月6日、午後2時半すぎに火星に着陸させます。
「キュリオシティー」は、全長3メートル、高さ2メートル、重さおよそ900キロで、地球からの遠隔操作で火星の大地を自由に動き回ることができる過去最大の火星探査機です。
ロボットアームを使って火星の岩石を採取することができ、搭載した分析装置で、有機物など生命が存在した可能性を示す痕跡がないか、高い精度で調べることができます。
NASAの担当者は「『キュリオシティー』は火星に向けて順調に飛行しており、着陸まであと20日余りで興奮している。困難な作業だが準備は整っている」と述べました。
火星には、生命に欠かせない「水」があったことがほぼ確実視されており、中には、地球の生命の起源があったのではないかと主張する研究者もいます。
「キュリオシティー」は水の成分を多く含む岩石があるとされる地域で2年間、探査する予定で着陸の模様は探査機のカメラで撮影され、地球に送られてくるということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120717/k10013629941000.html

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