COP10 利益配分論議延長

10月25日 12時39分 

名古屋で開かれている国連の会議、COP10は、最大の焦点になっている生物から得られる利益をど う分け合うかを定める議定書の原案を25日までに取りまとめる予定でしたが、週末の議論でも発展途上国と先進国の対立が解消されず、期限を閣僚級会合前日 の26日まで延長し、さらに議論を続けることになりました。

国連の会議、COP10は、生物をもとに作られる医薬品などの利益を、生物の原産国である発展途上 国と利用する側の先進国とでどう分け合うかの国際ルールを作り、議定書として採択することを目指しています。当初は議定書の原案を先週、金曜日に提出する 予定でしたが、取りまとめることができず、あらためて25日に提出することになっていました。しかし、週末の議論でも生物から得られる利益をどれだけ過去 にさかのぼって配分するかをめぐり、途上国と先進国の対立が解けなかったため、この問題を議論している会合のホッジス議長から25日の全体会合で取りまと めの期限を再び延長する要望が出され、26日までの延長が了承されました。この中でホッジス議長は「われわれにはもう少し時間が必要だ。各国の代表には、 あらためて妥協の精神で臨んでもらいたい」と述べました。27日からは閣僚級会合が開かれますが、議定書案がまとまり最終日の29日に採択できるかは不透 明な情勢です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101025/k10014800721000.html

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