“きな子の娘”警察犬目指す

   

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警察犬を目指す犬が日ごろの訓練の成果を競う大会が香川県丸亀市で行われ、失敗しても何度も挑戦を繰り返す姿で人気者になった警察犬「きな子」の2頭の子どもも出場しました。

大会は、香川県警察本部が警察犬に委嘱する犬を選ぶために開いているもので、8日、39頭が臭いを嗅ぎ分ける競技に臨みました。

大会には、警察犬になるまで何度も挑戦を繰り返したひたむきな姿から人気者になった警察犬「きな子」の2頭の娘が5回目の出場をしました。

2頭は母親の「きな子」と同じように、食材にちなんで白や薄茶色の毛並みから「こむぎ」と「みりん」と名付けられ、現在6歳です。

競技は、布についた臭いを嗅いで、10メートル先に置いた5つの布の中から同じ臭いの布を選ぶもので、4回行ないます。

競技では、4回のうち1回は事前に嗅いだ臭いが含まれておらず、この場合はどの布も取らずに戻ってくるのが正解ですが、「こむぎ」と「みりん」は布を持ち帰ってしまうミスがあり、この競技では上位3位には入れませんでした。

一方、母親の「きな子」は10歳で、警察犬としての2年の任期が切れる今年度末に引退することになりました。

2頭を訓練している丸亀警察犬訓練所の亀山伸二所長は「こむぎとみりんはよくやってくれました。母親のきな子も警察犬として2年間頑張ってくれましたが、もう年なので区切りとしていいと思います」と話していました。

引退する母親の後を継いで警察犬になれるかどうかは、今月中に行われる足跡を追跡する能力を競う大会の結果も踏まえて年内に決まるということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121109/k10013362228000.html

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