「褒めて伸ばす」科学的に証明

 

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他人から褒められると運動技能の成績がよくなるという実験結果を、名古屋工業大学などの研究グループがまとめ、「褒めて伸ばすということばが科学的に証明できた」としています。

実験を行ったのは名古屋工業大学などの研究グループです。

グループでは右利きの男女48人を対象に、左手を使ってキーボードで5桁の数字を30秒間にわたって、できるだけ多く何度も入力する運動技能の実験を行いました。実験は12回行われ、実験の後、48人は「他人から褒められる」と、「他人が褒められるのを見る」、それに「自分の成績を見るだけ」の3つのグループに分けられたということです。

そして、翌日にも同じ実験を行うと、他人から褒められたグループは、入力回数の成績が20%よくなっていた一方、ほかの2つのグループは、いずれも14%程度の伸びにとどまっていたということです。

名古屋工業大学、テニュア・トラック准教授の田中悟志さんは「運動機能が伸びていて、褒めて伸ばすということばが科学的に証明できた。子どもの教育や脳卒中などのリハビリの現場に、どのような褒め方を取り入れるのが効果的か、さらに研究を進めたい」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121108/k10013347511000.html

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