若年ホームレスの支援考える              

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20代や30代で仕事や住まいを失い、路上で生活する若者たちへの支援のあり方を考えるシンポジウムが、19日、東京で開かれました。

このシンポジウムは、路上で生活するいわゆるホームレスの就労支援を行っているNPOなどが開いた もので、東京・江東区の会場には200人が集まりました。はじめに東京と大阪で40歳未満のホームレス50人を対象に行った聞き取り調査の結果が説明され、▽7割の人がリストラや派遣労働の契約の打ち切りなど失業がきっかけで住む場所も失ったこと、▽「家族に迷惑がかかる」と考え、家族と連絡をとっていない人も7割に上ることが指摘されました。調査結果を分析した放送大学教授の宮本みち子さんは「若者たちが社会から孤立してしまっているという実態を、まずは知ることが重要だ」と話しました。このあと会場に集まった人たちも交えて議論が行われ、職業訓練の制度が利用しづらいという声や、住まいを借りる際の保証人をNPOや行政が代行する仕組みを広げる必要があるといった意見が出されていました。シンポジウムを開いたNPOの佐野章二理事長は「ネットカフェなどを転として暮らす若者も増加している。社会復帰できるよう行政と民間が力を合わせて取り組んでいくことが重要だ」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101219/t10015947411000.html   

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