“高騰 投資で売買が影響”    

3月6日 11時40分

日銀は、資源や食料品の世界的な価格高騰について、これらの商品の取り引きがアメリカでは株式の1.7倍もの規模になるなど、投資の対象として売買されている実態が大きく影響しているという報告をまとめました。

日銀は、原油や金属、それに小麦などの価格が世界的に高騰している原因を分析し、報告にまとめました。それによりますと、これらの商品は、ここ数年の間に投資の対象として売買されることが大幅に増えていることが分かりました。例えば、アメリカの先物市場では、これらの商品の取引規模が、ことし1月には株式の1.7倍に達し、投資家の思惑によって価格が左右される傾向が強まっているということです。また、金融危機後、アメリカなど先進国が大規模な金融緩和を行い、大量の資金を供給したことが商品価格の高騰につながった可能性があると日銀は指摘しています。日銀は、新興国を中心に資源や食料品への需要も増え続けているなか、商品価格は値上がりする懸念が続いているとして、価格の動向を注意深く見ていくことにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110306/t10014479311000.html

 

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